RAMMSTEINのコレを聞け!~メタルが好きデス~
雨の日は肩がずっと痛い、どうもBodomchildです。今日は、妻の母国、ドイツのインダストリアルメタルバンド 「RAMMSTEIN」を紹介しようと思います。
RAMMSTEINとは
国籍:ドイツ
ジャンル:インダストリアルメタル(ノイエ・ドイチェ・ヘァテ)
結成:1994年
《メンバー》
Till Lindemann(Vo) ティル・リンデマン
Richard Z. Kruspe(Gt) リヒャルト・Z・クルスペ
Paul Landers(Gt) パウル・ランダース
Oliver Riedel(Ba) オリバー・リーデル
Christoph „Doom“ Schneider(Dr) クリストフ・シュナイダー
Doktor Christian „Flake“ Lorenz(Key) ドクトル・クリスティアン・ローレンツ
バンド名「RAMMSTEIN」は、1988年8月28日に航空ショーで事故が発生した旧西ドイツのラインラント=プファルツ州の街、ラムシュタイン=ミーゼンバッハ(Ramstein-Miesenbach)から取られています。
彼らのバンド名には「M」が意図的に一つ多くなっています。
このバンドの特徴はなんといっても、「ドイツ語歌詞」です!
曲のほぼ100%がドイツ語歌詞です。※後述します。
妻の母国、ドイツでは相当な人気を博しており、国民的バンドといっても過言ではないです。
「ユーロヴィジョンになぜRAMMSTEINを出場させないのか?」毎年、議論の的になっているそうです。
さらに、グラミー賞に何度もノミネートされており、海外でも相当な人気を博しています。
メタルの世界では、「ジャーマンメタル」という呼び方があるように、ドイツ産のヘヴィメタルは世界的に有名です。そういったバンドたちでさえ、ドイツ語歌詞ではなく英語歌詞なので、RAMMSTEINの異質さがハンパ無いですね。
RAMMSTEINの三つの魅力
1つ目の魅力:ドイツ語歌詞&世界観
少し触れましたが、このバンドの最大の特徴は、“曲のほぼ99%が「ドイツ語歌詞」で構成されていること”です。
ドイツ語修行~第一回目~でも触れていますが、世界のドイツ語話者は、1億人です。日本語話者の数とほとんど変わりません。
ドイツ語は世界的にはマイナー言語ですが、RAMMSTEINは世界で人気を博しています。グラミー賞にも何回もノミネートされています。○-popのようにYoutube詐欺も行っていません。話者数がドイツ語と近い日本で例えるならば、B’zが毎年グラミー賞(ワールドミュージック等のマイナー部門以外)に名を連ねるといったような感じですかね。
それを考えると、Rammsteinは偉業です。
ドイツ人が、ユーロヴィジョンに推薦したがる理由がわかります。
私的にはドイツ語を勉強する上では、この上ない教材と思えます。(日常会話で使えるかは別としてですが。笑)
現に私にとっては、発音や文法を学ぶ教材になっています。
また、世界観が独特です。
「SM」「同性愛」などについての歌詞が多いです。それが、ダークな雰囲気を漂わせながら、ドイツ語で歌われます。
この世界観が他のメタルではあまり見られなく、ドイツ語の雰囲気も相まって、唯一無二の存在となっています。
逆に普通の「死」についてや「SEX」について、歌うRAMMSTEINはRAMMSTEINでは無いですね。
おそらくですが、こういったバンドテーマがユーロヴィジョンに推薦されな理由でしょう。
まさに、メタル!笑
フィンランドだったら、余裕で出場していると思われますけどね。笑
2つ目の魅力:圧倒的パフォーマンス
一言で言うと、「過激」です。
とにかく火炎放射器が出てきます。笑
私が始めてみたライブでは火炎放射の量が圧倒的に違っていました。
端から見ると、「Jackassとかのおバカパフォーマンス集団なの?」と思うくらいです。
また、SMやアダルトグッズを使ったり、放水したり何でもありですね。笑
PVでは、炎を口の中に入れたり、メンバーがただひたすらSEXする(モザイクなし)映像だったり、ネジが外れている感じです。
これがRAMMSTEINであり、RAMMSTEINでしか成立しないことだと思われます。
逆にこれらを見ると、「ああRAMMSTEINだからね!」となります。笑
3つ目の魅力:メンバー間の逸話
まず、全員ムッキムキなんですよね。(キーボードのドクトルだけは逆にガッリガリですが)笑
ヴォーカルのティルは、水泳のドイツ代表(控え)選手でモスクワオリンピックに出場する予定でした。しかし、合宿中にポルノ雑誌を買う為に宿舎を抜け出すという行為を行った事から、規則違反で出場権を剥奪されています。
バツ1で、最初の妻との間に娘が二人、次の妻との間に娘が一人居ます。
マジで驚愕だったのですが、最初の妻の二人目の娘は、メンバーのリヒャルトの子供らしい。。。
メンバー間で妻を寝取ったとか、どうかは分かりませんが、そこはRAMMSTEINですよね。
かなりぶっ飛んでいます。近寄りたくないですよね。笑
私はこうして好きになった
最初はデスメタル系とか、KORNのような感じなのかと思って、ジャケ買い名目で手に取りました。
そして、初めて聞いた時、ドイツ語っていうのに驚愕したことを覚えています。
何より、そのドイツ語がめっちゃ合う!(音楽に)
RAMMSTEINのメロディーが聞きやすく、ドイツ語歌詞がダークな雰囲気を醸し出しているというところから好きになりました。
そのあとにいろいろぶっ飛んでいることを知りました。笑
あと、最近特に思うのが、ドイツ語勉強には最適だということです。
なぜなら、早口な歌い方ではなく、意外とハッキリと発音してくれています。
妻と出会ったときに「知っているドイツ語は?」と聞かれたとき、すべてRAMMSTEINの歌詞をそのまま歌いました。笑
ちなみに“Du Hast”です。笑
また、数字の覚え方でいうと“Sonne”という曲がお勧めです。
といったように、ドイツ人との会話にも使え、ドイツ語の学習にも重宝する素晴らしいバンドなんですね!笑
ちなみに、また別途語りますが、英語もへヴィメタルで勉強した口です。笑
おススメアルバムBEST3
1位:Mutter
2001年発売された3作目のスタジオアルバムです。ドイツは勿論他のヨーロッパ諸国でもチャート1位を獲得しています。
“Links 2-3-4″、”Sonne”、”Ich will”、”Feuer Frei!”、”Mutter”などなど、シングルカットされた曲が多いアルバムです。私が2番目に聞いたRMMSTEINのアルバムです。ひとまずコレを聞けば、RAMMSTEINが何たるかがよく分かると思います。
ちなみに”Feuer Frei!”は、ヴィン・ディーゼル主演のアクション映画「トリプルX」の主題歌になっていました。
2位:Herzeleid
1995年に発売されたファーストアルバムです。
ドイツチャートでは6位でした。
全体的な構成はよく、私はシングルカットされている”Asche zu Asche”からこのアルバムに辿り着きました。聞けば聞くほど、味が出るそのなアルバムです。
“Asche zu Asche”、”Du riechst so gut”、”Rammstein”といった有名曲が収録されています。
3位:Sehnsucht
1997年に発売されたセカンドアルバムです。
ドイツとオーストリアでチャート1位を獲得しています。
これはドイツ以外で強く認知された初めてのアルバムでしょう。ドイツ人妻に軽く歌えるくらいキャッチーな”Du Hast”が収録されています。私的にはそんな意味でも思い出深いアルバムです。
“Engel”、”Du Hast”、”Bück Dich”といったバランスの良いアルバムになっています。
まとめ
RAMMSTEINについて書いて参りましたが、素晴らしい音楽およびパフォーマンスの数々であることは勿論ですが、
RAMMSTEINは、
ドイツ語の勉強に使える!
ドイツ人との会話に使える!
という、この2点を強く押したいと思います。
というわけで、RAMMSTEIN、超オススメです!!!!
最後までご拝読ありがとうございました。
ほな
-
前の記事
フィンランドでの海外体験記〜World Wide Walk in Finland~ 2018.03.13
-
次の記事
Rhapsody(Rhapsody of fire)のコレを聞け!~メタルが好きデス~ 2018.04.04