ドイツに対して、日本人が抱きがちな4つの事柄
気温のすさまじい変動についていけない、どうもBodomchildです。
以前、ブログの中でドイツ人と日本人は似て非なるもの、寧ろ、ドイツ人と日本人は違うぞ!という話をさせてもらったのですが、今回は妻と日常を過ごしているとよく言われる・遭遇する現象をご紹介します。
もうね、うんざりレベルです。笑
適当な知識ほど、人を腹立たせることはないよね。
逆に日本人って本当にマウンティングしたがる民族だなと改めて思い知らされる毎日です。
そんな事柄をご紹介しようと思います。
「ドイツ人と日本人は相性抜群」by 日本語しか話せないおっさん
高確率で出現します。
これを発言される度に、「何を根拠に言っているのだろうか?」といつも思います。
そもそもあんたはドイツ人と付き合ったことあるのか?という率直な疑問が浮かびますね。
たいていこういった情報ソースが、TV番組の外国人とか、出張ベースでの話なんですね。
口をそろえて言うのが、
「ドイツ人は日本人と同じで真面目な国民性!」ドンッ
すごいよね、他の国の人と比べたことあんのかって真面目にツッコミそうになります。こう言ってる本人が真面目かどうかも怪しいのにね。笑
以前にも書きましたが、
ドイツ人と日本人はぜんぜん違いますよ!!!
私からすると、一点のみが一致しているだけです。
この一致も、真面目な人間ならば、何人だろうが当てはまりますよ。
そもそも相性抜群ならば、ドイツ人が大挙して押し寄せてくると思いますけど。
日本人女性は、(日本人女性の中で)世界で大人気らしいですしね。
残念ながら実際はそんなこと無いですよね。。
そもそも、多くのドイツ人は日本人と似ているとは思っていません。
そんなに日本のことを気にかけていません。
たまに「昔は同盟国だったから」と歴史の話を言って来る人がいますが、それで親近感覚えるか?って話です。ちなみに世界史をろくに勉強してこなかった私は、ドイツと日本て同盟国だったのかレベル。笑
当たり前ですが、戦争のとき、一般人の交流なんてなかったでしょ。そもそも戦争経験者の発言でもないし。妻のおばあちゃんもそんなこと特に言っていないしね。
当然、上記の事柄をドイツ人からすると困惑すること間違いなしなので
ドイツ人に出会ったとしてもドヤ顔で言わない方が良いです。
間違いなく。
「サッカー天国でうらやましい。ブンデスはレベル高いよね!」by にわかサッカーファン
にわかサッカーファンて何なんでしょう、人を苛つかせる天才ですよね。
野球好きで、ワールドカップくらいは見るレベルの私からすると、激しくどうでもいいこと。
サッカーきっかけでドイツ人女性と結婚した訳ではないですからね。笑
確かにサッカーは、ドイツ人男性には圧倒的人気を誇っています。
しかし、だからといって、ドイツ国民全員がサッカーに熱狂しているというわけではありません。
以外にも、ドイツ人女性はそれほど熱狂していません。
これは断言できます。
というか、サッカーで騒いでいる男たちを冷ややかな目で見ています。
妻いわく、「サッカーで騒いでいるやつらが本当に迷惑。」と言っておりました。
理由は、「尋常じゃないくらい暴れる人が多く、うざい模様です。」
サッカーは大抵日曜日に開催されるので、電車が遅延したり、月曜日の朝に路上に大量のゴミが散乱していたりするようです。
例えるならば、毎週末、阪神の優勝の瞬間位のばか騒ぎを想像すると近いかもです。(言い過ぎか笑)
妻がこんな話をしていました。
「月曜日になると、学校で日曜のサッカーの試合の話があって男が盛り上がるんだけど、高確率で暴れだすやつが1人はいる。やれ”あいつはへたくそだ”とか、”俺なら2点取る”とか、お前が選手でもないのに毎週毎週うるさい。馬鹿すぎる。」
散々ないわれようですね。笑
最初、妻がサッカーが嫌いなだけなのかと思いましたが、どうやら妻の友達周りもそのようでした。
女性は「代表戦は見るけど。好きなチームとか特に無い。」みたいな人が多いです。
日本人のサッカーファンではない人とほぼ同じ感情かもしれません。
なら、そういった人たちは何に熱狂するのかというと、
モータースポーツ、バスケットボール、ハンドボールとかです。
ドイツでは、F1やMOTO GPなどのモータースポーツが人気です。日本においての温度差と比べると、びっくりします。
ドイツ人女性と話をしようと思うならば、サッカー以外のほうが話が弾むんじゃ無いでしょうか?
おそらく、日本人が「欧州サッカーは〜」なんてうんちく語りだしたら、それこそしらけると思いますよ。笑
「ヨーロッパ女性は気が強いでしょ?苦労しない?」by日本人スイーツ女子
本当によく言われます。
確かに気が強いのは当たっています。
しかし、私は日本人女性が錯覚している「気が強い」とは根本的に違うと思っています。
理由としては、以下3点。
・ヨーロッパの言語は日本語のような曖昧表現が少ないこと。
・老若男女が「ロジカルな会話・議論ができる」ということと
・「適当に謝る」ことをしない。
この観点だけを見れば、確かに気が強い人間ですね。
ドイツ人と話をしていると、必然的に議論も白熱する傾向にあります。
以前にブログで書いていますが、ドイツ語って高圧的な印象を受けます。
ドイツ人同士の議論はマジで喧嘩のような印象を受けました。
たとえば、播州弁同士の会話
「これはこっちの方がええやろ?」
「いや、ちゃうやろ?そっちのほうがええやんけ。」
「いやいや、お前ボケか?こっちのがお得やからえんやんけ!」
「しばくぞ、そっちにしたらこれだけのメリットあるやろうが!」
「うっさいダボ!メリットの話しとんのとちゃんうじゃ、ボケ!」
みたいに播州人にとっては普通の会話ですが、他方言の人たちからすると喧嘩に見えるでしょう。
このような感覚に近いです。
私的にはそこが良いいと思うんですね。私が播州人だからでしょうか。笑
私は日本人女性特有の「もういい!」とか、「察してよ」という文化が死ぬほど嫌いです。
マジ言いたいことあるんやったら、言えば?シバくぞ?って話。「自分の感情も言葉で表現できないのか?」っていうのが、率直な意見です。
日本人女性というのは、「自分の意見を通さないこと」にあると思います。周りと同じ音楽を聴いて、同じ茶髪にして、等々キリがありません。
言い換えるならば、日本人女性は「自分意見を論理的に説明すること」をしない。
ドイツ人が気が強く見えて当然ですよね。
これは日本人以外の人種と話すと、「ここが変だよ、日本人女性」ということで高確率で出てきます。海外ではこういう人を「子供」とみなし、大人でできていないと「恥ずかしい」と感じるようですね。
人は、論理の裏付けがあるから議論になる訳です。
私は、そう思います。
「ドイツってビールとソーセージとジャガイモばかりでしょ?つまんなくない?」by 自称グローバル人間
これも多いですね。当たっているようで、当たっていない典型です。てか、いつの時代の話だよ!?自称グローバル人間?笑
失礼極まりないな。
こういう人は、大抵、脳内のヨーロッパがフランスか、スペインか、イタリアでしょう。
ドイツのビール消費量は確かに世界一を争うレベルです。
しかし、種類で言うと、圧倒的にベルギーのほうが多いんです。
それに、ドイツ人は結構、ワインを飲みます。
ドイツは有名なワインがあるんですよね。
というか、妻のお婆ちゃんは、ビールなんて一切飲んでなかった。笑
日本で言うと、ビールなんて、ほぼ大手のピルスナータイプのビールしかないやん。
料理に関しては、
日本料理と大差ないくらいレパートリーあります。
言うて、外食ならば、イタリアン、フレンチは勿論、外国料理も普通に食べます。
家庭レベルの話っていうのであれば、
自分の家の食事をお見返してみて下さい、レパートリーが無いことに気づくと思いますよ。
日本料理だって、基本は醤油味だしね。
これは、外国人が「スシ、テンプーラ、スキヤキ〜!」って言っているのと変わりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
1.「ドイツ人と日本人は相性抜群」
2. 「サッカー天国でうらやましい。ブンデスはレベル高いよね!」
3. 「ヨーロッパ女性は気が強いでしょ?苦労しない?」
4. 「ドイツってビールとソーセージとジャガイモばかりでしょ?つまんなくない?」
書き出してみると、日本人の感覚でドイツを語ると、おかしな現実が良く見えます。
調べたり、その文化に触れないと分からないのは当然ですけど、改めて固定観念が酷すぎると思い知りました。
この記事だけでは無いけど、これを機に妻の母国「ドイツ」のことに興味を持っていただければ幸いと思います。
最後までご拝読ありがとうございました。
ほな
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