ドイツ人のクリスマス

ドイツ人のクリスマス

ダイエットは難しいと感じる、どうもBodomchildです。

ドイツ人妻が一年の中で一番テンションの上る時期がクリスマスシーズンになります。

日本人の私からすると、「え、そんなに!?」とビックリするくらいのテンションの上りようです。

初めはその温度差にヒキました。笑

そんな、ドイツ人のクリスマスについて、今日はご紹介します。


ドイツ人のクリスマスへかける思い

多くの日本人にとっては、ケンタッキーとケーキを食べてプレゼントを貰う日という日に過ぎないですが、

国民の殆どがクリスチャンであるドイツ人にとっては、クリスマスは一年で最もアツいイベントになります。

流石は、クリスマーケットの本場と言うだけのことはあります。

個人的には、オクトーバーフェストよりも断然クリスマスの方が盛り上がっている気がします。

クリスマスはドイツ語では、Weihnachten(ヴァイナハテン)と言います。

「メリークリスマス」は、「Frohe Weihnachten ! (フローエ ヴァイナハテン!)」

 

そんなクリスマスですが、ドイツ人のテンションが他の季節やイベント時期とは圧倒的に異なり、明らかに挙動が変わっていきます。笑

妻を見ていると、そのアツい想いが見て取れます。

《ドイツ人妻の挙動》

8月「早く、クリスマスになれ!」

9月「そろそろ、クリスマス!」

10月「クリスマスプレゼントはアレに決めた!」

11月「クリスマスまであと、36日!」

12月「クリスマス!クリスマス!」

大体、妻のドイツの友達周りもこんな感じでした。笑

やっぱり、宗教のお祭りですので、その思いは日本人とは比べものになりませんね。

ドイツでは、クリスマス関連の商品は9月から店頭に並び始めるそうです。

シーズンめっちゃ長いですよね!

 

 

聖ニコラウスの日が本来のクリスマス

一般的な「クリスマス」は、12月25日を指します。

ですが、ドイツ人にとっては12月6日が重要なんです。

12月6日は、その名も「聖ニコラウスの日」です!

聖ニコラウスとは、サンタクロースの前身みたいなもの。

聖ニコラウスとは、4世紀頃の実在した人物であり、とても慈悲深い司祭で、恵まれない人々を支え続け、街の人々に慕われていたそうです。家計に苦しむある3姉妹の様子を知ったニコラウスは、その家の煙突に、お金の入った袋を投げ入れたのだそう。その袋が暖炉横にあった靴(靴下)に入った。 (Web資料抜粋) 

ドイツ人からするとサンタクロースといえばこの人(聖ニコラウス)!となるらしいです。

その昔、ドイツではクリスマスといえば、12月6日を指していました。

なので、現代では12月6日と12月25日をクリスマスのイベントとして祝います。

昔のドイツではプレゼントを貰えるのは本来12月6日であり、12月25日のクリスマスではなかったのだそうです。

聖ニコラウスの日は何をするのかというと、

朝起きると、枕元ではなく、靴 or 靴下にお菓子が入っている。 です!

「え、靴に!?」と驚いたもんです。笑

因みに我が家では、毎年、聖ニコラウスの日に靴にお菓子がねじ込まれます。笑


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サンタクロースはどこから来るのか論争

これも我が家では毎年やっている気がします。

妻「サンタクロースはどこから来るか知ってる?」

私「勿論。フィンランドや。」

妻「いやいや、フィンランドにいる訳ない。何を言っている?」

私「フィンランドにサンタクロース村あるやん。」

妻「聖ニコラウスについては説明しているよね?」

私「それはサンタクロースではなくて、聖ニコラウスやろ?」

妻「聖ニコラウス=サンタクロースなんだよ、日本人さん」

私「いや、トナカイはどうやって説明する?フィンランドに行かんとおらんやろ。」

妻「一回、北極に行くから」

私「北極か〜なるほどね、って、何で一回、北極はさむねん。そのおっさんはどうやって北極行くんや?」

妻「徒歩で。」

私「あ〜、はいはい、徒歩!?」

私は断然、フィンランド派です。笑

いつの日か、子供が出来たら、フィンランドのロバァニエミにあるサンタクロース村に行きたいと思っています。

 

 

まとめ

日本人にとっては、ケンタッキーとケーキを食べてプレゼントをもらうイベントに過ぎないクリスマスですが、

国民の多くがクリスチャンのドイツ人からすると、それは一年で一番アツいイベントになります。

宗教イベントということで、その熱量は日本のものとは比較にならない程、アツいイベントになります。

ドイツ人のクリスマスシーズンの長さに驚き、聖ニコラウスの日に驚き。

ドイツ人妻と出会ってから知った文化の中で、一番驚いた回数が多いです。

それまで、クリスマスってそんなに好きではありませんでしたが、

ドイツ人妻のお陰で私も一年で一番好きなイベントになりました。

ちょっと早いですが、

良い、クリスマスを!

Frohe Weihnachten ! (フローエ ヴァイナハテン!)

最後までご拝読ありがとうございました。

ほな